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ブログいろいろ。

ギャラリーカフェが終わって、一日だけお休みの日にして、ぐだぐだ過ごしたんだ。

そんで、このくまっこにっきのプラグインやらリンクやら整理してみたにゃー。(リンクはまだ整理中)


月を重ねるごとに月別アーカイブがどんどん長くなってて気になってたから、思い切って削除。
んで、カレンダーを代わりに入れてみたんだけど、デフォルトのだとかわゆくないし、でもそれを直すのも面倒かったから、結局それもなし! とゆうことに。

おともだちに「カレンダーいるかなあ?」って聞いたら、「いらないんじゃない?」ってことだったし。


それで、その空いた分は、プラグイン二個と、ブロとも一覧を載せることにしたんだ。


プラグインは、くまっこあるばむとTwitterにしたよ!

くまっこあるばむは、くまっこちゃんがいろんなところで食べた美味しいものをスライドショーでながしてる!!

おなかのすくブログをめざすんだ!!

気に入った画像でクリックすると、説明文と一緒にお店のリンクが出るようにしてるから、是非行ってみてね☆


ついったはプラグインを表示させたくて、そのためだけに今更ながら登録!!

もしやってるヒトがいたら、フォローしてみてくださいまし~(*> U <*)


それから、コミュニティを通じて、ちょこっとお近付きになれたみなさんとブロともとゆうのになってみたの!

ネットのはしっこのほうにあったこのブログにもとうとうお友達が!

リンクに追加するよりも、プロフ画像が出て華やかになっていいな~って思って一覧表示にしました。
みんなステキブログさんばかりだから、遊びにいってね!!


***
追記は拍手お返事です!!

コメントなしの拍手さんもありがとうなのです!

追記を表示

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「乳児二重誘拐の謎」 よみとちゅう。

最近のおでかけ中の読書は、ダイソーミステリシリーズだったりするくまっこちゃんです。
なんか、お掃除してたらどっかから出てきて、どうやら昔ママンが買って読んでたらしいんだけど、読むものがなかったから試しに~。


・・・・・・これがなんかすごい。
なにがって、うーん、なんていうのかな。

なんだろう。
悪くないんだけど、突っ込みどころ満載な感じとか・・・。

下手ではないんだ。
書き慣れてる感じもある。
でも、でも、ううーん!

みたいな、なんとも言い表せないような感覚。


んで、気になって調べてみたら、どうやら、このミステリシリーズ、ベテラン作家さんもいれば、素人作家さんも書いてるし、ものすごく古い作品もあるらしいとゆうことが判明。

特にくまっこちゃんが今読んでる「乳児二重誘拐の謎」の“宍尾邦憲”さんとゆうヒトは、既刊情報がネットでは見つからないので、他に出版物がないか、別の作家さんの別名なのかもしれない。

巻末を見てみると、ミステリシリーズずらり30冊のリストが載ってて、作家名にくまっこちゃんの知人もいて2倍に驚いたよ!
今はその作家さん、プロとしての作家業はお休みしている人なんだけど(同人活動はしてるらしい)、これらの本が刊行された2001年頃にはまだバリバリ活躍されてたんだなあ、と思うとしんみり。


一応、ラインナップは大創出版サイトに載ってるから、興味がある人は覗いてみるといい。

でももう絶版で、入手困難らしいぞう。


***
読み途中だから内容とかあんまり感想書けないんだけど、1/4読んだところで、いろいろツッコミしたいところが!!!

まずは本のタイトル。

「乳児二重誘拐の謎」
までは、なんかドキドキするからいいとして。

サブタイトルが・・・
「血液型殺人事件」
ってどうなの?

乳児二重誘拐+血液型

って、物語(とゆうか謎解き)の核心を示唆してないかい?


ミステリなのに、それで良いのか?
出版者さん、それでいいんですか!(笑)


と、ツッコミを入れされて頂きたい。


・・・こっから先は、ネタバレになるかもだから、読みたいヒトだけどうぞ~。

追記を表示

ねむねむ

20091127190714



ギャラリーカフェが無事終わって、一息ついてるくまっこちゃんです。こんにちは。

カフェに徹夜で挑んだおかげで、未だに眠い日が続いてます。ねーむー。

今はまだ頭がうまく働かないから、カフェレポは後日書くとして、でも更新しなきゃーってかんじでやってきたよ!! ずんずんずん。


***
短編集、無事できあがったよ!
ふえーん、疲れたー。

ブログに載せたお話しを推敲して加筆修正したり、mixiとかに載せてたのを持ってきたり、ひつじの王子さまとおさとうのお姫さまのお話は頑張って書き下ろしたんだ。


短編集に載せた内容はこの9作。
掲載順に並べるよ!

***
・end of world
・牛乳瓶と女の子
・ひかりのおと
・ウサギとトリの小さなお話
・ゆうひのゆくえ
・零れる沈黙の欠片
・まほろば
・ひゃくねんごのぼくへ
・ひつじの国の王子さまと、おさとうの国のお姫さま
***

ブログ上とはタイトルが違うのもある。

くまっこちゃんは普段暗いお話しばっかり書いてるんだけど(気を抜くと主人公がしんじゃったりするから、しなないようにお話しを持ってくのが大変なんだ)、この短編集に載せたお話しは、比較的明るいお話しばっかりだから安心してね!!


ちなみにこの短編集は、文庫本サイズ・68ページで400円です。

もしも欲しいヒトいたら、通販もするのでお知らせくださーい!!


追記を表示

毛と砂糖の表紙描いてみた。

20091116125009


おさとうの国のお姫さまだよ!!

クレヨンで描いたのだー。

時間がないから一発描きなかんじで!

かわゆく仕上がってるかにゃ~?


久しぶりにクレヨンでお絵描きしたら楽しかったよ!!

んでも、ヒツジさんの毛は薄い水色で塗ったんだけど、見事に飛んじゃったなあ。
スキャナの限界値かしらん。

ちなみに空の紫はほんとーはラメ入りクレヨンで塗ってあるよ!!
これは絶対に色出ないの分かってるから、原画も見てほしいな~。

この絵に本のタイトル入れて表紙にするのん♪

毛と砂糖のプロローグ的な。

 遠い空の話。
 寒い寒い北の地に、ひつじの国と、おさとうの国がありました。
 ひつじの国とおさとうの国は山を隔ててお隣にあり、とても仲のいい国です。
 ひつじの国には王子さまが、おさとうの国にはお姫さまがおられまして、お二人はお小さい頃からの許嫁でございました。
 おさとうの国は代々女のお子さましかお産まれにならないため、隣国ひつじの国の第二王子と婚儀を交わし、王子さまをおさとうの国に迎え入れることで血筋を残すのが古くからの習いだったのです。
 その習わしに則って、おさとうの国をお継ぎになるお姫さまとひつじの国の第二王子さまは、お小さい頃から文を通わせて親睦を深めておられました。
 二つの国は大きな山を隔てていて行き来が困難だったため、お二人はご婚儀の当日まで顔を合わせることができなかったのですが、その分、七日に一度交わされるお手紙をお二人はとても大切にしておられまして、そのお手紙には大変な愛情がこもっており、お二人の愛を深めるのには十分な存在でありました。

 さて、婚儀まであと数ヶ月という時分になりご婚礼のご準備をなさっていたお姫さまの元に、ひつじの国からの使者が参りました。
 使者は王子さまからの緊急の文を携えておりまして、その文をお読みになったお姫さまのお顔は、みるみるうちに青くなってゆきました。
 王子さまのお手紙には、ご婚儀中止のお申し入れと、お姫さまへのお別れのお言葉が綴られていたのです。
 つい三日前にはいつもと変わらぬ愛情深い文をお受け取りになったお姫さまでしたので、手にしたお手紙には目を疑わずにはいられませんでした。

 お姫さまは、王子さまがご病気になられたのかと使者に尋ねました。
「それならば万病に効く薬湯と我が国で一番腕の立つ医者をお送りいたしましょう」
「いいえ、王子はお健やかであらせられます」
「では、わたくしが王子さまのお気に障るような、何か失礼なことを致しましたか?」
「いいえ、けっしてそのようなことはございません」
「ではなぜです? 理由を言ってもらわねば、こちらとて納得できぬ」
「いいえ、理由をお話しすることはできません」
「ではわたくしがひつじの国に出向いて、王子さまに直接お聞きいたしましょう――誰か馬を!」
「いいえ! 現在我が国の門は閉まっており、何人たりとも入ることはかないません」
「何故じゃ! 理由もなく、建国から続いてきた我らの親交を無に帰そうと言われるのか!」
「お怒りは大変ご尤もでございますが、何卒お聞き届け下さいますよう……」
「もうよい!! 下がれ!」
 お姫さまは震える腕を抱きしめて、衣装合わせをしていたウェディングドレスのまま駆け出し、自室にお籠もり遊ばされました。
 親交や国のこともそうでしたが、物心ついた頃からお慕い続けていた王子さまから一方的にお別れを告げられたことが、なによりもお辛かったのでございます。

追記を表示

毛と砂糖。

23日に発表予定の短編集を作りちゅう。


今は、王子さまとお姫さまの文通を書き途中だ。

最終的にはSFになる予定。

文通の内容は追記にチラ見せしてるから、興味があったら追記ボタンを押してみてね!

追記を表示

透明(3)

*これは連載小説だよ! 始めから読んでほしいな☆*
 → 透明(1)  透明(2)


***
 彼は私が高校三年の夏に通っていた予備校の講師だった。
 他の講師と比べてとりわけ目立つような存在ではなかったけれど、教え方が丁寧で好印象だったことを覚えている。
 彼に対する私の評価は「この先生の授業、いいな」という、ただそれだけの感情だった筈だ。

 私が大学に入学して少し経った春の日、姉が「結婚したい人がいる」と両親に打ち明けた。
 その時にはもうお互いの気持ちは決まっていて、ただ私の受験が終わるまでは、慌ただしいことは控えておこうと思っていたらしい。
 穏やかで優しくて、他人の気持ちを汲むことに長けていた、姉らしい気遣い。
 私はそんな姉が大好きだったから、その話を聞いて本当に嬉しくて、心から「おめでとう」と祝福したし、自分に「おにいさん」ができることに、胸を弾ませてもいた。
 数日後、姉が恋人を家に連れて来ることになり、母と私は張り切っておもてなし料理を作って姉の帰りを待った。そして姉が連れてきたのが――「彼」だったのだ。
 彼は私を見るなり、「久しぶり、元気だった? 大学進学、おめでとう」と言った。驚いて声が出ない私に「驚かせちゃったね、ごめんね」とも。
 それは予備校の講師だった時とは少し違う印象で、でもまぎれもなくあの夏の教室にいた彼そのもので――私は軽い目眩を覚え、やっと「ありがとうございます」と言うと、そそくさと逃げるようにキッチンに入った。彼と姉は顔を見合わせて笑い、母親は、無言で食器の準備をはじめた私を不思議そうに眺めた。

 朗らかで何事にも丁寧な彼は両親にも好印象だったらしく、その日の食卓では誰もが談笑していた。頭の回転のいい彼は私の両親との会話も上手に運び、姉も幸せそうな笑顔を振りまいている。
 ――まるでドラマを見ているようだと思った。
 いつもと同じ食卓なのに、私だけがテレビの外の世界に放り出されたような感覚に襲われ、私はそうと悟られないように機械的に料理を口に運んでは、笑うべき所で笑い、会話する場面では言葉を口に運んだ。
 でも、それが一体どうしてなのか、その時すぐには分からなかった。

 その日彼は形どおりに両親への挨拶を済ませると姉に送られて帰って行き、私は食器の片付けもそこそこに、自室のベッドに潜り込んだ。
 何かを考えるときは、布団を頭まで被って目を閉じるのが私の癖。ついさっきまでこの家で起こっていたことと頭の中を整理する。
 そして、私は一つの答えに行き着いてしまった。

 ――好きだったんだ。

 予備校に通っていた頃、彼はとても優しく私に接してくれていた。
 元々彼は分け隔て無く優しかったから誰も気付かなかったかもしれないけれど、他の生徒への優しさと、私へのそれは確実に違っていた。ほんのわずか、本人にしか分からないくらいの違い。
 それを敏感に感じ取っていた私は、彼の授業はいつもより真剣に聴き、着実に成績を伸ばした。無意識のうちに彼に褒められたいと思っていたのかもしれない。
 そしてその「特別な優しさ」が、恋人の妹――未来の自分の妹に向けられたものに過ぎなかったのだということを思い知らされた私は、この時はじめて、自分が彼に好意を寄せていたことに気付いたのだった。


*つづく*

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お料理の日。

昨日は、23日に開催するギャラリーカフェのお料理の試作品作り&試食会をやったよ~☆

20091109083031


朝から晩まで、ランチプレート4品と、デザートプレート3品を作って、メニュー用の写真撮りしたんだ。
みんなすげい頑張って、くたくただった~。


デザートプレートはこんな感じ!
ボケボケ写真だけど。

20091109083024

20091109083026



お料理担当は元料理人のぐっさんてヒトなんだ。
関西弁でガンガン言うし、せかせかしてるからはじめは怖がられがちらしいんだけど、一緒にいると
「なんだ優しいし、すげい気のいい人なんだな」
っていうのが分かるんだ。(まー、でもまだ会って2回目だけど)

しかも、さすがにどれも美味しかったよ!!

はじめは料理人さんが参加する予定じゃなくてギャラリーメインのカフェでやるイメージだったんだけど、これなら、
「ゴハン美味しいから食べに来てね☆」
ってお誘いができるなって思ったよ!
わーいわーい。


んでも、昨日は試食会だったからみんなで食べて味とか確かめなきゃいけないし、ダメなら改良しなくちゃ~みたいにやってたから、ちょう食べ過ぎた!!
みんな最後はおなかいっぱいだし疲れたし……でグロッキーになってた。

でもでも、なかなか有意義な1日だったなー。
まんぞくまんぞく。


***
ちなみにお料理ちゅうのカオス空間。
これでもだいぶん片付いてきてるほう。
20091109083029



***
余った鳥肉焼いてもらって、ポテトサラダとチョコブラウニーもおみやに持って帰ってきたから今日のお弁当にしたんだけど、すんげいうまいよ!

おいしいランチでほっこりしたー。

追記を表示

プーさんのハニーハント。

我輩はクマである。
名前はまだない。

名前なんていらないが、ハチミツだったらもらいたい。


ありがとう、こんにちは。

ハチミツのことを忘れてしまわないように、我輩の名前はハチミツにします。

これならもう、名前も忘れないんだ。


ハチミツ、だいすきー。
ハチミツ、さいこー。


さあ皆さんもご一緒に!

ハチミツ(ハチミツ)、だいすきー(ダイスキー!)。
ハチミツ(ハチミツ)、さいこー(サイコー!)。


我輩はクマである。
名前はまだない。

追記を表示

ゆめゆめうつうつ。

うにー。いろいろ停滞ちゅう。

くまっこちゃんは電車とかバスとか一人で乗ってると余計なこといっぱい考えて泣いちゃうんだけど(とゆうか、一人で思考してる時は常に泣いちゃうんだけど)、周りからみるとちょっとヤバい女子なのかもしれないなーとか常々思ってるんだ。
どうなんだろ。

別にひっくひっくやってるわけじゃなくて、ただただ涙流してるだけだから気付かれてないとは思うんだけど(そんなに自意識過剰じゃないし)、静かに涙流してる方が発見したとき怖いかも??

電車の中では文庫本とか携帯とかいつも開いてるから、もし泣いてるのみられちゃっても、本読んだりケータイ小説読んだりしてると思われてるといいな~とか思ってる。
「どんだけ感動してんのこの子」
とか思ってくれてればいいかも?


***
そんなわけで鬱々してるから、追記はまとまりのないぐだぐだにっきになってる。
それでも読んでやってもいいよ! ってヒトはどうぞー。

追記を表示

『puzzle』読み終わったー☆

puzzle (祥伝社文庫)puzzle (祥伝社文庫)
(2000/10)
恩田 陸

商品詳細を見る


この間の日記に書いた恩田陸さんの「puzzle」、読み終わったよ!
おもしろかったー!

ジャンルはミステリなんだけど、文庫用に書き下ろした短めの小説だから、まわりくどい推理小説が苦手ってヒトも、するりと読めちゃうと思うんだ。
ほんと、これは推理小説苦手なヒトに読んでほしいな。

あ、でもでも、他のミステリ作品とちがって文章量が少ないから軽く読めちゃうけど、短い中に良質の謎がみつしり詰まってて、ミステリ好きのヒトにも納得の一冊だと思うよ!
くまっこちゃんは推理小説マニアとかじゃなくて、あんまり「謎解きしてやろう!」って感じでは読まないからかもだけど、ほんとに最初から謎だらけでビックリしたし、この謎はどんな風に回収されるんだろう? って思うとすげいワクワクしたよん。


***
ちなみに「読書感想文。」カテゴリにある本はくまっこ図書館にて貸出し可能です!!

くまっこ図書館は、くまっこちゃんがイベントに出たりグループ展を開いたりする時に開館するから、借りたいヒトは事前に
「・借りたい本のタイトル・来られるイベント名と日程」
を教えてね!!

今はまだ2冊だけだけど、これからくまっこ図書館の本を増やしてく予定なのでよろしくね!!

追記を表示

【くまメモ】むくみについて。

◆原因◆
立ちっぱなしや座りっぱなしだと、血行不良などにより余分な水分や老廃物がたまってしまいます。
塩分の摂りすぎも原因になっている場合があります。

◆対策◆
入浴や運動などで体内のいらないものを汗や尿として排泄したり、筋肉量をつけてあげましょう。
ドレッシングのかけすぎなどに注意し、低カロリーな食べ物を選びましょう。

★水分は1日1.5~2㍑摂取するのが体の循環をよくするのに一番適した量と言われています。
 また、水は栄養素の運搬や体温を維持します。
 水分と言っても、アルコールやカフェインの含まれているものはなるべく控えましょう。

追記を表示

なつのまぼろし

 都会の街の真っ黒な空の下。
 兎の鞄をぶら下げた女の子が歩いていた。
 真っ黒な空に描かれた天鵞絨(ビロード)の雲の下。
 雲を映した灰色兎は、緑色の眼で僕を見つめる。
 ――星の無いこの世界で、何を数えて眠ればいいの?
 兎と同じ色の瞳を向けて、女の子は問いかけた。
 緑色に向けて優しく囁いた僕の声は枯れ葉となり、色を失った地平線に沈んでゆく。


 街の外れの廃墟で、女の子と再会した。
 光の下の白兎は耳を桜色に染めていて、名前をレオナルドと言った。
 レオナルドはあの日と変わらず、その緑色で僕を見つめ続ける。
 ――眠いの。
 螺旋階段に腰掛けた女の子は上目遣いで僕を覗き、僕はその緑色に手を伸ばした。
 緑色は海のように波を立て、灯台の光を僕に向ける。
 ポケットに忍ばせていた小さな花を取り出し、僕は女の子と一緒に花弁の数を数えた。
 数を数える僕の声は、葉擦れの音によく似ていた。

 ――サワサワサワ……ザワザワザワ。
 兎が僕を見つめ、僕は女の子を眺め、女の子は僕の中で眠りに落ちる。
 僕が女の子の頭を撫でると、女の子は兎と共に透明な夏の幻に沈んでいった。


おしまい。

追記を表示

クマ王子とハチミツ。(1)

 遠い空のはなし。

 ハチミツの国に、クマ王子が暮らしていました。
 ハチミツの国はその名の通りハチミツの産地で、国の真ん中を通るハチミツ川には黄金にかがやく良質のハチミツが流れ、お城から街へと続く並木道には立派なハチミツの木が植えられています。
 また、国民もハチミツの栽培に熱心で、郊外にはハチミツ農家がハチミツ畑を持ち、城下町にはハチミツ店が軒を連ねておりました。
 この国の誰もがハチミツを愛していて、ハチミツはこの国の誇りなのです。
 けれども、クマ王子はハチミツが大嫌いでした。
 なぜかというと、クマ王子がまだ小さい頃、お城を抜け出して遊んだハチミツ川で、溺れて流されてしまったことがあるからでした。
 幸い、クマ王子は従者に見つかりハチミツ川から助けられましたが、あの時は耳にも口にも鼻の穴にもハチミツが入り込んで苦しくて、本当に死んでしまうかと思いました。
 それ以来クマ王子は、あの甘ったるいにおいも、べたべたの質感も、美しいべっこう色も、そのすべてが嫌いになったのでした。

          ◇

 良く晴れたある日の昼間、クマ王子はお城の中庭で読書をしていました。
 本のタイトルは「オサトウのすべて」。
 ハチミツ嫌いのクマ王子はハチミツに代わる甘味料の研究をしていて、つい先日、遠い国で甘味料として使われているという「オサトウ」の文献を手に入れたのです。
 「第1章 オサトウの概要」によると、オサトウは白くてサラサラで無臭とあり、ハチミツとはまったく違う形態のようでした。
 クマ王子はますますオサトウが気に入り、1章を一気に読み終え、「第2章 オサトウの発生時期」のページをめくり始めました。


『第2章 オサトウの発生時期

 オサトウは、空気中に含まれるある物質と、自然現象によるある物質とが混ざり合ったときにできる結晶であるということは第1章で説明した。
 しかしながら、その物質というのはいつでもどこでもあるものではない。
 まず第一に、自然現象によるという物質は「雪」である。
 雪についてはご存知のお方も多いとは思うが一応説明しておこう。
 空に浮かぶ雲は、冷たい空気にさらされると凍えて結晶化する性質がある。結晶となり大きなかたまりを維持できなくなった雲は浮遊力を失い、自重に耐えきれずバラバラに落ちてくる。その結晶が、雪なのである。
 余談であるが、僅か20数年前まで、雪は雨が凍ったものと思われていた。
 しかし雨と雪とでは、重さなどあまりにも性質が違うことに疑問を抱いた私は、所属する研究所で独自の研究を行い、雪の根源は雨ではなく雲だということをつきとめたのである。
 それについての詳しい研究内容は、著書「雲が降り積もる日」を読んで頂きたい。
 そろそろ本題に戻ろう。
 前述の雪はその性質上、発生には一定以上の寒さが必要である。よって、オサトウの発生時期は必然的に冬ということになろう。
 無論、年中雪の降る寒い地域はその限りではないし、また残念ながら、雪の一切降らない温暖な地域ではオサトウの発生は望めないということになる。』


 クマ王子は本から目を離し、ため息をつきました。
 ここハチミツの国は年中あたたかく、雪など降ったこともないのです。
 クマ王子はそのことにガッカリしながらも、見たことのない雪とオサトウに想いを馳せました。
 雪は降らなくても、雲ならハチミツの国にだってあります。――それをどうにか結晶化することはできないだろうか、もしそれが難しかったら、他国の土地を借りることだってできる……。
 クマ王子はそう考えると、また楽しくなってきました。勤勉なクマ王子にとって、研究は困難なほど面白いものでしたから。

 クマ王子がまた本に目を落としたその時、どこかから、誰かのすすり泣きのような声が聞こえてきました。


*つづく*

追記を表示

Appendix

くまっこにっき?

ここは前まで「クマザサ秘密通路」っていうブログだったんだけど、くまっこちゃんが乗っ取りました!
なので、くまっこが日々の恥ずかしいあれやこれやどれやをちまちま載せていく日記になったんだ。
物語とかイラストとか日記とかケーキとか載せていくから、仲良くしてね。

熊についてだよ。

くまっこ

Author:くまっこ
イラストレーターと見せかけて、ただのラクガキ熊。
楽譜の裏と100円ボールペンがお仕事道具。
72色入り298円のクレヨンが宝物。
(よく数えてみたら71色しかなかった。※同じ色が2本入ってた)

くまっこあるばむ。

いまこんなかんじ。

ついったなう。

お手紙ほしいよ!

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ちがうところ。

こんなの聴いてる。

来てくれてありがと。

見てくれてありがと。

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