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[C50]

初めまして^^童話みたいで素敵なお話ですね。あたたかい気持ちになれました。
  • 2009-10-21
  • 投稿者 : いすず
  • URL
  • 編集

[C51] いらっしゃいませ!

▼いすずさま
はじめまして!
ご訪問ありがとうございます~。
きらきら ではお世話になっていますvv

お話しの感想ありがとうございます!
やわらかいお話が書きたかったので、あたたかいと言って頂けて嬉しいですvv

これからもどうぞよろしくお願いいたします(^-^)
  • 2009-10-23
  • 投稿者 : くまっこ
  • URL
  • 編集

[C54]

やさしい童話風のお話ですね。
こういうの大好きです^^
自分では書けないので。
ほっこりとした気分に浸れました。
  • 2009-10-29
  • 投稿者 : いき♂
  • URL
  • 編集

[C55] ありがとうございます!

▼いき♂さま。
はじめまして!
ご来訪ありがとうございます~(*> U <*)

物語、気に入って頂けて嬉しいです☆
普段はこういう童話風のものばかり書いているのですが、ブログに載せてなかったな~と思って書き下ろしてみました。
ほっこりしてもらえて良かったです(^-^)
  • 2009-10-30
  • 投稿者 : くまっこ
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ウサギとトリの小さなおはなし。

 小さなウサギと小さなトリが、小さな小屋に住んでいました。

 いつも、ウサギは藁引きの部屋に潜り込み、トリは屋根の上でふくらんでいました。


 ある日ウサギは、トリのいる屋根の上がとても羨ましくなりました。
 ウサギがそう言うとトリはうなずいて、二羽は住みかを交換することにしました。
 本当はトリも、あたたかそうなウサギの部屋が羨ましかったのです。


 その日、トリはあたたかい藁にもぐり、ウサギは見晴らしのいい屋根で一夜を明かすことにしました。


 真夜中、トリは息苦しさで、ウサギは寒さで目を覚ましました。

 トリは藁から這い出て暑さにのぼせたからだを冷やそうとしましたが、自分の羽毛がそのからだをさらに温めてしまいました。
 ウサギは寒さに震えて丸くなりましたが、夜風はさらに冷たく、ウサギに襲い掛かります。
 ウサギは我慢できずに、大きなくしゃみをしました。

 その時です。

 ウサギのくしゃみを合図とばかりに、小さな小屋は、その衝撃とウサギの重さにたえきれず、バリバリと音をたてて崩れてしまいました。

 トリはすぐさま小屋から這い出たので無事でしたし、ウサギも軽くしりもちをついただけでしたが、二羽の大事な大事な自慢の小屋は、バラバラに崩れてしまったのでした。


 二羽はこらえきれずに、抱き合って涙を流しました。
 けれど、涙をいくら流しても、夢かと思って目をこすってみても、目の前にはただの木片となってしまった小屋のかけらが散らばっているだけです。
 あたたかくて見晴らしのいい自慢の小屋は、もうこの世界のどこにもないのでした。

          ◇

 夜明け頃、小屋のあったその場所を、一人の男の子が通りかかりました。
 人間の男の子は崩れた小屋に驚き、そこにいたはずの二羽を探しましたが、見つけたのはトリだけでした。
 ウサギはひとみしりだったので、男の子の足音が聞こえたのと同時に、すばやく木の陰に隠れたのです。

 男の子はバラバラの木片の前にしゃがんで、小屋だったそれをしげしげと見つめました。
 気の強いトリは、木片に触れた男の子の手をかたいくちばしでつつき、追い返しました。


 しばらくして、またあの男の子がやってきました。
 男の子の手には棒きれが握られていて、その棒きれの先には、黒い鉄のかたまりが付いています。
 男の子はまた小屋の残骸の前にしゃがみ込み、今度は小屋のかけらをその棒きれでたたきはじめました。

 なんということでしょう。
 男の子は崩れた小屋を、あとかたもなく壊しに来たのでしょうか。

 二羽の大切な大切な小屋だったものは、ガンガンと悲しい悲鳴を上げています。
 トリはいてもたってもいられずに、男の子の頭上をグルグルとまわりました。
 ウサギは恐ろしさのあまり、木陰でブルブルと震えていました。

          ◇

 やがて音は静まり、二羽の前に現れたのは、バラバラに壊れたはずの、あの小さな小屋でした。
 二羽にはとうてい信じられないことが起こったのです。
 トリもウサギも、その場で目を見開き、まるで何事もなかったかのように佇むその小屋を見つめました。

 男の子はニコッと笑って、鉄のかたまりのついた恐ろしい棒きれを片手に、その場を立ち去りました。
 男の子の姿が見えなくなってしばらく経ってから、ウサギとトリは恐る恐るその小屋に近づきました。


 小屋は、いつものとおり、やさしく二羽を迎え入れました。
 あたたかい藁引きの部屋も、見晴らしのいい屋根も、昨日とまったくおんなじなのです。
 もしかしたら怖い夢でも見ていたのかと思いましたが、お互いの存在が、それは夢ではないと告げていました。
 二羽は抱き合ってよろこび、ウサギは昨日とおんなじ藁にもぐり込み、トリは昨日とおんなじ屋根にあがりました。

          ◇

 ウサギはもう二度と、屋根に上がろうとは思いませんでした。
 トリももう二度と、藁にもぐろうとは思いませんでした。

 いつもよりほんの少しだけ近づいた空は綺麗だったけど。
 やわらかく包んでくれる藁のにおいはやさしかったけど。

 それでも。

 あたたかくて見晴らしのいい自慢の小屋で。
 いつものとおりのあたたかい部屋と見晴らしのいい屋根の上で。

 二羽はいつまでもいつまでも、しあわせに暮らしたのでした。


おしまい。


***
出勤ちゅうの電車でなにげなく書いたー。

あんまり推敲してないし、あんまり意味もないんだけど、カワイイおはなしが書きたくなったの!!


***
そうそう、拍手とかコメントとかありがとうございます~!

お返事後ほどしますですね☆

4件のコメント

[C50]

初めまして^^童話みたいで素敵なお話ですね。あたたかい気持ちになれました。
  • 2009-10-21
  • 投稿者 : いすず
  • URL
  • 編集

[C51] いらっしゃいませ!

▼いすずさま
はじめまして!
ご訪問ありがとうございます~。
きらきら ではお世話になっていますvv

お話しの感想ありがとうございます!
やわらかいお話が書きたかったので、あたたかいと言って頂けて嬉しいですvv

これからもどうぞよろしくお願いいたします(^-^)
  • 2009-10-23
  • 投稿者 : くまっこ
  • URL
  • 編集

[C54]

やさしい童話風のお話ですね。
こういうの大好きです^^
自分では書けないので。
ほっこりとした気分に浸れました。
  • 2009-10-29
  • 投稿者 : いき♂
  • URL
  • 編集

[C55] ありがとうございます!

▼いき♂さま。
はじめまして!
ご来訪ありがとうございます~(*> U <*)

物語、気に入って頂けて嬉しいです☆
普段はこういう童話風のものばかり書いているのですが、ブログに載せてなかったな~と思って書き下ろしてみました。
ほっこりしてもらえて良かったです(^-^)
  • 2009-10-30
  • 投稿者 : くまっこ
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Appendix

くまっこにっき?

ここは前まで「クマザサ秘密通路」っていうブログだったんだけど、くまっこちゃんが乗っ取りました!
なので、くまっこが日々の恥ずかしいあれやこれやどれやをちまちま載せていく日記になったんだ。
物語とかイラストとか日記とかケーキとか載せていくから、仲良くしてね。

熊についてだよ。

くまっこ

Author:くまっこ
イラストレーターと見せかけて、ただのラクガキ熊。
楽譜の裏と100円ボールペンがお仕事道具。
72色入り298円のクレヨンが宝物。
(よく数えてみたら71色しかなかった。※同じ色が2本入ってた)

くまっこあるばむ。

いまこんなかんじ。

ついったなう。

お手紙ほしいよ!

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ちがうところ。

こんなの聴いてる。

来てくれてありがと。

見てくれてありがと。

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