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牛乳瓶と女の子。

 瓶牛乳を飲み干して底を覗いたら、小さい人が見えた。
 牛乳瓶の底にはお花畑が広がっていて、小さい人は色とりどりのお花を摘んでいる。
-- 赤、オレンジ、黄色、青、紫。
 目をこらしてよく見ると、小さい人は女の子のようだった。
 藍色のスカートに白い前掛け。
 二つにわけたお団子頭の女の子の傍らにはいっぱいになって溢れそうな花かごが置いてあるのだけど、それでもなお、女の子は花を摘み続けていた。

 牛乳瓶を顔から放して、外側から眺めてみる。
 すっかり透明になった瓶は向こう側が透けて見えていて、中には何も入っていなくて、それは当たり前の形を保っていた。
 もう一度 中を覗くと、やはり底にはお花畑が広がり、女の子がお花を摘んでいる。
 瓶の飲み口から息を吹きかけてみると、お花畑には突風が吹き、花びらは舞い、女の子は色とりどりの花吹雪から花かごを守っていた。


 僕はなんとなく、いつもよりも1時間早くミルクボックスの蓋の上に牛乳瓶を置いた。
 角度を増してきた日差しは僕の世界を平等に照らし、ミルクボックスの上にも降り注ぐ。
 その時、陽光に照らされた透明の牛乳瓶から七色の半円が飛び出した。


 牛乳瓶の秘密を知った僕はその素敵なできごとをママに教えてあげようか迷ったけれど、そのままタオルケットに潜り込み、その日二回目の眠りを楽しむことにした。


おしまい。

***
なんにも考えずに綴る文章は楽しいなー。

くまっこちゃんの実家の近くには森永乳業のおっきい工場があって、小中学校の給食にはいつも瓶牛乳が出てたんだ。
40人分の瓶牛乳が入った黄色いケースだってひとりで運べるよ!!

飲み干したあとの牛乳瓶の底ってなんか不思議空間だよね。


***
こっからは拍手コメントのお返事です☆
(反転でお願いします)


柚木千鶴さま

ご来訪ありがとうございます~。
ブックカフェの企画、素敵ですよね(^-^)
沖縄なのでちょっと遠くて……本当は私も行きたいのですが~(>_<)
実は11月23日に六本木で、カフェイベントの開催を予定しています!
そちらにも絵本などなど持って行く予定なので、もしお時間ありましたらぜひぜひいらして下さいね。

小説も気に入って頂けて嬉しいですvv
続きもちまちま書いていきますので、また遊びに来てください~。

柚木さんの小説は新人賞に選ばれたとか!
素晴らしいですねvv
柚木さんの作品も拝見したいです~。
誌上に掲載の折には手に入れたいと思ってます!

これからも仲良くして下さい~☆

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Appendix

くまっこにっき?

ここは前まで「クマザサ秘密通路」っていうブログだったんだけど、くまっこちゃんが乗っ取りました!
なので、くまっこが日々の恥ずかしいあれやこれやどれやをちまちま載せていく日記になったんだ。
物語とかイラストとか日記とかケーキとか載せていくから、仲良くしてね。

熊についてだよ。

くまっこ

Author:くまっこ
イラストレーターと見せかけて、ただのラクガキ熊。
楽譜の裏と100円ボールペンがお仕事道具。
72色入り298円のクレヨンが宝物。
(よく数えてみたら71色しかなかった。※同じ色が2本入ってた)

くまっこあるばむ。

いまこんなかんじ。

ついったなう。

お手紙ほしいよ!

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ちがうところ。

こんなの聴いてる。

来てくれてありがと。

見てくれてありがと。

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