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なつのまぼろし

 都会の街の真っ黒な空の下。
 兎の鞄をぶら下げた女の子が歩いていた。
 真っ黒な空に描かれた天鵞絨(ビロード)の雲の下。
 雲を映した灰色兎は、緑色の眼で僕を見つめる。
 ――星の無いこの世界で、何を数えて眠ればいいの?
 兎と同じ色の瞳を向けて、女の子は問いかけた。
 緑色に向けて優しく囁いた僕の声は枯れ葉となり、色を失った地平線に沈んでゆく。


 街の外れの廃墟で、女の子と再会した。
 光の下の白兎は耳を桜色に染めていて、名前をレオナルドと言った。
 レオナルドはあの日と変わらず、その緑色で僕を見つめ続ける。
 ――眠いの。
 螺旋階段に腰掛けた女の子は上目遣いで僕を覗き、僕はその緑色に手を伸ばした。
 緑色は海のように波を立て、灯台の光を僕に向ける。
 ポケットに忍ばせていた小さな花を取り出し、僕は女の子と一緒に花弁の数を数えた。
 数を数える僕の声は、葉擦れの音によく似ていた。

 ――サワサワサワ……ザワザワザワ。
 兎が僕を見つめ、僕は女の子を眺め、女の子は僕の中で眠りに落ちる。
 僕が女の子の頭を撫でると、女の子は兎と共に透明な夏の幻に沈んでいった。


おしまい。


***
お友達のcat-o'-nine-tailsさんとゆうバンドの歌、「フィボナッチとわたしのうさぎ」のオマージュとして書きました。
ウサギがだいぶん怖い存在になっちゃったかもー。
しかも夏かよ!


***
恩田陸さんのpuzzleって本を買ったよ!!
ミステリなんだ。

読み始めたけど、はじめっから謎ばっかりで、これどうやったら収拾付くんだろう、ってわくわくしてる。


***
昨日はモノカキのお友達とちょう美味しいケーキを食べに行ってきたよ!!
吉祥寺からバスに乗った。
お店を自分で選んだくせになんかよく知らなかったんだけど、そのお店ちょう人気店らしくて、めちゃめちゃ人がいた!
店内で食べられたの奇跡としか思えん。
1時間半くらいお茶してたけど、お客さんの列が全然途切れなかったよ!!
駅から離れてるのにすごいな~。

なんかモノカキのお友達は、最近くまっこちゃんが悪夢に出てきて泣いちゃうらしいんだ(勝手に悪夢に登場させるな!!)。
可哀想だからケーキでなぐさめてきた。ナデナデ。

そして、そこでお茶する人は、お皿にケーキ2コ乗せるのが普通らしい。
おかわりしてる女の子たちもいた。

うーん、うーん。
たしかにどのケーキも美味しそうで、たくさん食べたかったけどさ!!
がんばって1コにとどめたよ!!

でも絶対また行くぞー!!!

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Appendix

くまっこにっき?

ここは前まで「クマザサ秘密通路」っていうブログだったんだけど、くまっこちゃんが乗っ取りました!
なので、くまっこが日々の恥ずかしいあれやこれやどれやをちまちま載せていく日記になったんだ。
物語とかイラストとか日記とかケーキとか載せていくから、仲良くしてね。

熊についてだよ。

くまっこ

Author:くまっこ
イラストレーターと見せかけて、ただのラクガキ熊。
楽譜の裏と100円ボールペンがお仕事道具。
72色入り298円のクレヨンが宝物。
(よく数えてみたら71色しかなかった。※同じ色が2本入ってた)

くまっこあるばむ。

いまこんなかんじ。

ついったなう。

お手紙ほしいよ!

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ちがうところ。

こんなの聴いてる。

来てくれてありがと。

見てくれてありがと。

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