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毛と砂糖のプロローグ的な。

 遠い空の話。
 寒い寒い北の地に、ひつじの国と、おさとうの国がありました。
 ひつじの国とおさとうの国は山を隔ててお隣にあり、とても仲のいい国です。
 ひつじの国には王子さまが、おさとうの国にはお姫さまがおられまして、お二人はお小さい頃からの許嫁でございました。
 おさとうの国は代々女のお子さましかお産まれにならないため、隣国ひつじの国の第二王子と婚儀を交わし、王子さまをおさとうの国に迎え入れることで血筋を残すのが古くからの習いだったのです。
 その習わしに則って、おさとうの国をお継ぎになるお姫さまとひつじの国の第二王子さまは、お小さい頃から文を通わせて親睦を深めておられました。
 二つの国は大きな山を隔てていて行き来が困難だったため、お二人はご婚儀の当日まで顔を合わせることができなかったのですが、その分、七日に一度交わされるお手紙をお二人はとても大切にしておられまして、そのお手紙には大変な愛情がこもっており、お二人の愛を深めるのには十分な存在でありました。

 さて、婚儀まであと数ヶ月という時分になりご婚礼のご準備をなさっていたお姫さまの元に、ひつじの国からの使者が参りました。
 使者は王子さまからの緊急の文を携えておりまして、その文をお読みになったお姫さまのお顔は、みるみるうちに青くなってゆきました。
 王子さまのお手紙には、ご婚儀中止のお申し入れと、お姫さまへのお別れのお言葉が綴られていたのです。
 つい三日前にはいつもと変わらぬ愛情深い文をお受け取りになったお姫さまでしたので、手にしたお手紙には目を疑わずにはいられませんでした。

 お姫さまは、王子さまがご病気になられたのかと使者に尋ねました。
「それならば万病に効く薬湯と我が国で一番腕の立つ医者をお送りいたしましょう」
「いいえ、王子はお健やかであらせられます」
「では、わたくしが王子さまのお気に障るような、何か失礼なことを致しましたか?」
「いいえ、けっしてそのようなことはございません」
「ではなぜです? 理由を言ってもらわねば、こちらとて納得できぬ」
「いいえ、理由をお話しすることはできません」
「ではわたくしがひつじの国に出向いて、王子さまに直接お聞きいたしましょう――誰か馬を!」
「いいえ! 現在我が国の門は閉まっており、何人たりとも入ることはかないません」
「何故じゃ! 理由もなく、建国から続いてきた我らの親交を無に帰そうと言われるのか!」
「お怒りは大変ご尤もでございますが、何卒お聞き届け下さいますよう……」
「もうよい!! 下がれ!」
 お姫さまは震える腕を抱きしめて、衣装合わせをしていたウェディングドレスのまま駆け出し、自室にお籠もり遊ばされました。
 親交や国のこともそうでしたが、物心ついた頃からお慕い続けていた王子さまから一方的にお別れを告げられたことが、なによりもお辛かったのでございます。

***
おさとうの国のお姫さまと、ひつじの国の王子さまのお話しの冒頭を書いてみたよ。
あんまり推敲してなくて習作な感じかもだけども・・・。


皇室のことを語るような感じで書きたいんだけど、一体どんだけ丁寧にしたらいいかよく分かんなくなってきたー!!

でも今度出す文庫本に載せたいから、がんばるる。


***
そういえばまえに質問されたんだけど、くまっこちゃんは「遠い空の話」~で始まって、「それはまた、別のお話し」で終わる物語を書くのが好きだ。
んで、「とおいそらのはなし」「それはまた、べつのおはなし」ってどういう意味なのかと聞かれたことがある。

「それはまた、べつのおはなし」
は、いろんなとこに使われてるので分かると思うんだけども、くまっこちゃんの記憶だと、童話とかの最後によく使われてたような気がする。

本当はどういう意味で使われてるのか分からないんだけども、くまっこちゃん的には
「それから先は物語として語らないけど、ご想像におまかせしますよ」
みたいなことなんかな~と思ったりしてるんだ。

物語って、完結したらそれで終わりなんだけど、その物語に生きていたヒトたちにはその後の人生がもちろんあるわけで、そうゆうのを示唆した言い回しだったら素敵だなって思ってくまっこちゃんは使ってます。
「べつのおはなし」ってしたあとに、本当に「別のお話し」として続編を書いたりすることもあるし。

・・・とまあ、そんな感じで。


で、「遠い空の話」はなにかとゆうと、
「昔々あるところに~」とか「Once Upon a Time~」
とか同じ意味合いをこめて使ってます。

じつはこれ、昔、童話とか児童文学系の小説(自分ではファンタジー小説だと思ってるけど、出版社さんに見てもらうと童話ですねとか児童文学ですかとか聞かれた)を書き始めた頃に好きだった歌の1フレーズだったりします。
誰のどの曲かとか聞かれたらなんか恥ずかしいので曲名は書かないけど(って書いてから思い起こしてみたけど曲名忘れてるよ!)、曲の内容は亡くなったお祖父さんへの追悼の歌で、そのお祖父さんが生きていた頃に「自分の若い頃の(戦争に行った)話を聞かせてくれたね」っていうような歌詞の冒頭に使われていたのが「遠い空の話~」でした。

そのフレーズの使い方がすごく気に入ってて、それからそうゆう、ファンタジーとかの冒頭には「遠い空の話」を使うようになったんだ。

だから、よく知られてる言葉で言い換えるなら「昔々」っていう意味がいちばんしっくりくる。


でもくまっこちゃんの本当の気持ちは、もうちょっとだけ別のとこにあって、
「この世界の話ではないけど、空はいろんな場所と繋がってるから、もしかしたらこの物語もこの世界のどこかで本当にあった話かもしれないね。」
っていう気持ちかな。

なんにも知らないちっちゃい頃って、お話を聞いたら「本当にどこかであった話なんだ」って信じてたし、だからワクワクしてたし、そういうのをちょっとでも表現できたらいいなって思ってるんだ。


***
なんか気分転換に古本屋さんに行ってこようかな。
まえにお友達から借りっぱなしの本をブックオフに売ってくる!!


・・・書いてからなんかちょうジャイアンみたいなこと言ってることに気付いたよ!!
ちがうんだ、みんな最後まで聞いてくれ。

お友達に借りた時に、
「それもういらないから読んだら返さなくていいよ」
って言われたんだよ!
「じゃあくまっこちゃんもいらないから古本屋さんに売っちゃうよ~」
ってちゃんと言ったんだよ!!

ほんとだよ!!


(でもすでに古本屋さんで100円で売ってたものらしいから、ほぼ引き取ってもらう感じだと思うけど、くまっこちゃんの手元にあって読まれないよりは、店頭で欲しい人の手に渡った方がいいじゃん!)

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Appendix

くまっこにっき?

ここは前まで「クマザサ秘密通路」っていうブログだったんだけど、くまっこちゃんが乗っ取りました!
なので、くまっこが日々の恥ずかしいあれやこれやどれやをちまちま載せていく日記になったんだ。
物語とかイラストとか日記とかケーキとか載せていくから、仲良くしてね。

熊についてだよ。

くまっこ

Author:くまっこ
イラストレーターと見せかけて、ただのラクガキ熊。
楽譜の裏と100円ボールペンがお仕事道具。
72色入り298円のクレヨンが宝物。
(よく数えてみたら71色しかなかった。※同じ色が2本入ってた)

くまっこあるばむ。

いまこんなかんじ。

ついったなう。

お手紙ほしいよ!

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ちがうところ。

こんなの聴いてる。

来てくれてありがと。

見てくれてありがと。

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